八田與一容疑者は、2022年6月29日に大分県別府市野口原の県道の交差点で、停車中のバイク2台に軽乗用車で追突し、大学生2人を死傷させ現場から逃走した疑いがあります。このうち当時19歳の大学生が死亡しました。
八田容疑者は、ひき逃げの疑いで逮捕状が出ており、全国に指名手配されています。警察庁は事件の凶悪性から八田容疑者を道路交通法違反では全国初となる重要指名手配に指定しました。
警察は、有力情報提供者には最大で計800万円の懸賞金を支払うことを決めています。遺族は、逮捕につながる有力な情報提供者には最高500万円の懸賞金をかけていましたが、2023年10月現在も行方はわかっていません。
八田與一容疑者は、石川県生まれで千葉県や栃木県、大分県杵築市を転々とし2年前、大分県日出町に移り住みました。
八田與一容疑者には、高校時代に同級生を刺したという
27日午後0時35分ごろ、習志野市東習志野1の市立習志野高校の2階教室で、2年生の男子生徒(16)=千葉市=が同級生の男子生徒(16)=習志野市=の左胸などをナイフのようなもので刺した。同級生は重傷。男子生徒は自転車で逃走。県警が行方を追っていたところ、約6時間後の同日夜、千葉市花見川区内で身柄を確保し、殺人未遂容疑で逮捕した。同市ではタクシーが奪われる強盗事件が発生しており、県警は男子生徒との関連を調べる。
同級生は左胸に幅約2センチ、深さ7~8センチの刺し傷があり、左手の甲にも長さ約5センチの浅い切り傷があった。搬送先の病院で治療を受けており、重傷なものの命に別条はないという。
県警や習志野市教委などによると、男子生徒は4時限目の数学の授業中、同級生に後ろから消しゴムを投げ付けられたことに腹を立て、授業終了直後に同級生に切り付けた。凶器は通学かばんから取り出したらしく、数学担当の男性教諭(41)が止めに入ったが、間に合わなかったという。
男子生徒は凶器を持ったまま、自分の通学用の自転車で逃走。県警が付近を捜索していたところ、27日午後6時40分ごろ、緊急配備中だった捜査員が千葉市花見川区畑町の路上で、歩いていた男子生徒を発見した。男子生徒は「間違いない」と容疑を認めている。県警は詳しい動機などを調べる。男子生徒は逃走時、白いワイシャツ姿だったが、身柄確保時は白いTシャツ姿だった。
当時未成年であった八田與一はこの傷害事件で、栃木県の喜連川少年院に送致された。
事件は千葉県習志野高校で起きたため、この高校出身の可能性が高いとされています。
さらに、別の事件で有罪判決を受けて執行猶予中です。
八田與一容疑者は理系の学部を卒業しており、千葉県内の大学で学部学科も同じだったという八田與一の友人がメディアの取材に応じており、大学時代の八田與一が明るく社交的なタイプであった事や、千葉県の大学から熱海市まで100キロを超える距離を自転車で移動するなどアクティブなタイプであった事などを明かしています。
また、この友人は、大学時代から八田與一がキレやすいタイプで言い合いなどのトラブルも起こしていた事も証言しています。
「つっかかるとキレやすい感じ。(大学内でも)何人かと言い合いになっていることはあった」何か自分への攻撃と感じると、突然キレてトラブルになることがあったという。
その他、八田與一は大学時代に、新宿歌舞伎町のホストクラブでアルバイトをしていた時期があるとの情報も出ています。
警察によりますと、今年は新たに指定を受けたのは八田容疑者のみで、今後は全国の警察で八田容疑者の顔写真入りの手配書掲示が行われます。また、全国の警察で事件の概要や情報が共有され、11月の強化月間では警察が総力を挙げて追跡捜査を行います。
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